感想:『溺れるナイフ』ジョージ朝倉

名作を読み直しました。

溺れるナイフ(17) (別冊フレンドコミックス)

溺れるナイフ(17) (別冊フレンドコミックス)


夏芽とコウちゃんという、互いの心の一番奥のところに、炎をつけ合う関係性。

そのフィールドが世界であっても、ローカルであっても、炎がしっかりしているなら大丈夫。

けれど、その炎が海にかき消されないように、火を灯し合うのは必要なのですね。

燃やすことは一人で出来ても、誰かとそれを分かち合いながら生きること。

たとえ、遠距離間であっても。

すると、神様が助けてくれて、守ってくれて、長い時間を人間に与えてくれます。

和歌山県の熊野の話だそうで。

神様に囲まれながら、自分の心の奥底から、炎を燃やし続けることが、きっと人間の出来ることなのだなあ。

継ぐことですね。

ちょっと蠍座っぽいお話かもしれません。

りんごログ

りんごのログです。自己表現・才能発現・生き方・ブランディングに関わるもの。

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